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論文投稿 交通流シミュレーションによる冬期道路交通の評価

作成年度 2003年度
論文名 交通流シミュレーションによる冬期道路交通の評価
論文名(和訳)
論文副題
発表会 第16回雪と道路の研究発表会
誌名(No./号数)
発表年月日 2004/02/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
交通研究室宗広 一徳(MUNEHIRO Kazunori)
交通研究室高橋 尚人(TAKAHASHI Naoto)
交通研究室浅野 基樹(ASANO Motoki)
抄録
北海道等の積雪寒冷地においては、冬期間の降積雪や雪氷路面の出現により、一般交通車両の旅行速度が低下し、特に都市圏では交通渋滞に至る等の大きな経済的損失を被っている。これに対し、道路管理者が冬期道路交通状況の実態を正確に把握すると共に、予め冬期道路交通状況を予測評価する手法の確立が求められている。本稿により、札幌市都心部の道路網を対象とし、交通流シミュレーションを用いた車両挙動の表現及び冬期道路交通状況の再現結果について報告する。交通流シミュレーションの再現性に関し、旅行速度(冬期)により検証を試みたところ、各区間の実測値を基準として推計値を比で表したとき、各区間の平均値は0.88であった。他方、断面交通量(夏期及び冬期)により検証を試みたところ、同様に比(推計値/実測値)で表したとき、夏期における各区間の平均値0.98、冬期における各区間の平均値0.85となった。
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