作成年度 | 2003年度 |
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論文名 | 鋼管・コンクリート合成構造橋脚の耐荷性状に関する実験的研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第49回構造工学シンポジウム |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2003/04/03 ~ 2003/04/04 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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三井住友建設 | 三上 浩(MIKAMI Hiroshi) |
三井住友建設 | 田村 多佳志(TAMURA Takashi) |
室蘭工業大学 | 岸 徳光(KISHI Norimitsu) |
構造研究室 | 池田 憲二(IKEDA Kenji) |
抄録 |
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本研究では,外面リブの有無が耐荷性能に与える影響に着目し,それが軸力の有無および帯鉄筋比によってどのように変動するかを実験的に検討した。なお,帯鉄筋比は,RC構造における靭性能を確保するための目安である0.2%を基準とし,合成構造橋脚では鋼管のせん断力負担が大きいことを考慮して0.1%についても併せて検討した。なお,0.1%の場合は中間帯鉄筋を配置していない。軸力は高さ35m程度の高橋脚を想定し,橋脚頭部全面に1.96MPaが作用するものとして148kNを作用させた。ここで,橋脚の靭性能には橋脚基部における応力分担性状やひび割れ性状が大きな影響を与えると考えられることから,鋼管と軸鉄筋および帯鉄筋と中央帯鉄筋に歪ゲージを貼り付け,応力分担性状を明らかにすることを試みた。特に鋼管の応力状態を詳細に検討するため,鋼管中央に3軸歪ゲージを貼り付けて最大せん断応力を算定できるようにした。また,一部の試験体では橋脚基部の抜け出し量や試験体軸方向の伸び量を測定し,これらも踏まえて耐荷機構について検討している。 |
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