作成年度 | 2003年度 |
---|---|
論文名 | Ice Scour Event [氷による地盤掘削現象]に関する計算モデルの現地への適用性に関する一考察 |
論文名(和訳) | APPLICATION OF THE MECHANICAL MODEL FOR ICE SCOUR EVENT TO A FIELD SITE |
論文副題 | |
発表会 | 第28回海洋開発シンポジウム |
誌名(No./号数) | 海洋開発論文集 Vol.19 |
発表年月日 | 2003/07/16 ~ 2003/07/17 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
港湾研究室 | 木岡 信治(KIOKA Shinji) |
港湾研究室 | 窪内 篤(KUBOUCHI Atsushi) |
北海道大学大学院 | 佐伯 浩(SAEKI Hiroshi) |
抄録 |
---|
Ice Scour Eventとはice ridgeなど喫水の大きな氷塊の移動による海底地盤の掘削現象であり,パイプラインなど海底構造物の被害が報告されている.著者等が意図する最終目的は氷による掘削深(scour depth),ないしは,氷と海底構造物とが直接干渉しないような合理的な埋設深度の推定手法である.著者等は従来から様々な条件下における小規模・中規模程度の模型実験を通じてIce Scour Eventにおける力学的相似や海底掘削プロセスを明らかにしてきた.また,氷と地盤との相互作用のモデル化と氷の運動方程式を含む力学的(計算)モデルを構築し,小規模・中規模実験によりその妥当性を示し,実規模へ適用できる根拠を得た.本研究では,上記の最終目的に鑑み,まずは,その力学モデルを現地(実規模)へ適用(変換)することを試み,幾つかのモデルケースを設定して感度分析を実施した.そこで本モデルの妥当性について検討すると同時に,ice ridgeを取り巻く環境条件の相違に応じたice scourの特性について推論した.また同時に,入力値となるice ridgeの質量分布についても検討した. |
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 |