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発表 斜面スリットケーソン堤の現地波力特性と設計法

作成年度 2003年度
論文名 斜面スリットケーソン堤の現地波力特性と設計法
論文名(和訳)
論文副題
発表会 第50回海岸工学講演会
誌名(No./号数) 海岸工学論文集 第50巻
発表年月日 2003/11/18 ~ 2003/11/20
所属研究室/機関名 著者名(英名)
港湾研究室山本 泰司(YAMAMOTO Yasuji)
港湾研究室窪内 篤(KUBOUCHI Atsushi)
北海道開発局(前港湾研究室)森 昌也(MORI Masaya)
北海道開発局岩本 武男(IWAMOTO Takeo)
北海道工業大学水野 雄三(MIZUNO Yuzo)
抄録
新しく開発された斜面スリットケーソン堤の水理特性を模型実験により調べた.波浪伝達率は斜面の傾斜が大きく,周期が長いほど大きいが,斜面没水深の影響は少ない.これらの傾向を用いて伝達率を定式化した.また,反射率が極小となる最適遊水室幅は斜面が傾斜するに従って小さくなる傾向がある.現地に施工された斜面スリットケーソン堤において,約2年間にわたり波圧観測を行った.その結果,これまでに提案されていた,直立消波ケーソンと上部斜面堤の波圧補正係数をかけ合わせて波力を算定する方法が,現地においても適用可能であることが分かった.波力に与える波浪入射角の影響については,合田式の波向き補正法を準用できることを示した.
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