作成年度 | 2003年度 |
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論文名 | 消波ブロック被覆堤の沈下被災とその対策について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 平成15年度技術研究発表会/第47回北海道開発局技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2004/02/24 ~ 2004/02/26 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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北海道開発局港湾空港部 | 林 誉命(HAYASHI Takanori) |
北海道開発局港湾空港部 | 先川 光弘(SAKIKAWA Mitsuhiro) |
港湾研究室 | 山本 泰司(YAMAMOTO Yasuji) |
抄録 |
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消波ブロック被覆堤は反射波と波力を低減するために堤体前面に消波ブロックを設置する形式の防波堤であるが、砂地盤上に設置された消波ブロック被覆堤に比較的大きな波が来襲すると、消波ブロックの沈下が生じる場合があることが経験的に知られている。その主な原因は、波浪作用により、①噛み合わせが弱く安定性の悪いブロックが散乱する、②ブロック相互の噛み合わせが強まり、消波ブロック全体の容積が減少する、③コンクリートの強度不足によるブロックの脚折れにより容積が減少する、④消波ブロック下面の砂地盤が液状化し沈下する、⑤消波ブロックののり先の砂地盤が洗掘されブロックが沈下する、などが想定され、これらの中でものり先洗掘が主要な原因であると考えられてきた。その対策として、消波ブロックの下に割石やシート・マット類を設置するなどの経験的な工法を採用し、一定の効果が得られていた。しかし、前述の対策を行ったにもかかわらず消波ブロックや本体の沈下災害が発生している施設が見受けられた。本報告ではこれらの施設の被災状況を整理するとともに、防波堤底面付近の海水流動状況を数値計算により把握し、その対策方法を検討したものである。 |
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