作成年度 | 2003年度 |
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論文名 | 耐候性鋼材に対する景観評価に関する一検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 平成15年度土木学会北海道支部技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 土木学会北海道支部論文報告集,第60号 |
発表年月日 | 2004/02/02 ~ 2004/02/03 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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材料研究室 | 井上 勝伸(INOUE Katsunobu) |
材料研究室 | 田口 史雄(TAGUCHI Fumio) |
材料研究室 | 嶋田 久俊(SHIMADA Hisatoshi) |
ジオスケープ | 須田 清隆(SUDA Kiyotaka) |
抄録 |
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耐候性鋼材は鋼橋のライフサイクルコスト縮減対策として有用であると考えられているが、安定錆が形成されるまでの数年~十数年の間はさび汁やさびムラなどが発生するため、家屋連旦地区等の景観に配慮を必要とされる地域・地区では使用しづらいという問題がある。 本研究では、都市部において耐候性鋼材を裸仕様で使用できる地域・地区を調査するための基礎資料収集を目的として、都市部に架設された塗装付き橋梁の写真及び当該橋梁の色調を(1)全面にさびムラが発生している場合、(2)一様にきれいな安定錆が生成している場合、(3)安定化処理剤を併用した場合のそれぞれに変更した景観CGについて、SD法によりアンケート調査を実施した。 その結果、現況写真が最も高い評価が得られ、次いで全面にきれいな安定錆が生成した場合であった。また、両者の評価に大きな差が見られなかったことから、都心部においても耐候性鋼材を裸仕様で用いることができる地域・地区があることを示唆していると考えられる。 |
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