作成年度 | 2003年度 |
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論文名 | 建設から13~14年経過した海洋コンクリート構造物のSEM分析 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 平成15年度技術研究発表会/第47回北海道開発局技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | 第47回北海道開発局技術研究発表会発表論文集,港湾・漁港・空港部門-13 |
発表年月日 | 2004/02/24 ~ 2004/02/26 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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材料研究室 | 遠藤 裕丈(ENDO Hirotake) |
港湾研究室 | 渥美 洋一(ATUMI Yoichi) |
材料研究室 | 田口 史雄(TAGUCHI Fumio) |
抄録 |
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防波堤などの海洋コンクリート構造物は、波浪や砂礫の衝突による物理的な作用や、海水に含まれる各種イオンによる組織の脆弱化や多孔化といった化学的な作用を受けやすい。特に、凍害劣化の進行が懸念される道内では、化学的な影響に対する配慮も必要と思われる。本報は、建設から13~14年経過した防波堤からコアを採取し、走査電子顕微鏡(SEM:Scanning Electron Microscope)を用いて組織の変状に関する分析を行い、深さ0~20mmにおける炭酸化による結合水和物の損傷、海水の影響は最大で50mmまで達していたこと、水セメント比が高い防波堤におけるコンクリートの水酸化カルシウムの減少、等の結果を報告するものである。 |
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