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発表 RQD(N)、RCI(N)によるボーリングコアの定量的岩盤等級区分の試み

作成年度 2003年度
論文名 RQD(N)、RCI(N)によるボーリングコアの定量的岩盤等級区分の試み
論文名(和訳)
論文副題
発表会 日本応用地質学会研究発表会
誌名(No./号数)
発表年月日 2003/10/16 ~ 2003/10/17
所属研究室/機関名 著者名(英名)
地質研究室伊東 佳彦(ITO Yoshihiko)
地質研究室中川 伸一(NAKAGAWA Shinichi)
地質研究室橋本 祥司(HASHIMOTO Shoji)
東電設計KK小林 隆志(KOBAYASHI Takashi)
東電設計KK菊地 宏吉(KIKUCHI Koukichi)
抄録
ボーリングコア記載時には通常RQDが計測されるが、岩盤評価に活用されていないのが現状である。本論は、簡便かつ定量的な岩盤評価法の構築を目的に、RQD等の活用可能性を検討するため北海道の各種岩盤を対象としたボーリングコアのRQD(N)、RCI(N)の計測を行った。対象地質は、安山岩、付加体の緑色岩・頁岩、蝦夷層群砂岩、および花崗閃緑岩等である。全データを用いた岩盤等級別のRQD(N)、RCI(N)の頻度分布から、岩盤等級区分の区分値を検討した。この結果、単独では、RQD(5)が最もバランス良く岩盤等級を評価できることが判明した。また、RQD(5)でCL級とCM級、RQD(10)でCM級とCH級、RQD(30)でCH級とB級を区分すると、より精度が高まることが判明した。また、RCI(N)はCH級とB級、CM級とCH級の区分に有効であるが、CL級とCM級の区分には精度が低いことが判明した。
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