作成年度 | 2003年度 |
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論文名 | 打撃応答量によるコンクリート診断ハンマーの開発 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第25回日本道路会議 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2003/11/05 ~ 2003/11/07 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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東電設計KK | 野田 道夫(NODA Michio) |
地質研究室 | 伊東 佳彦(ITO Yoshihiko) |
東京電力KK | 安田 登(YASUDA Noboru) |
抄録 |
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コンクリート構造物の劣化程度を診断する方法は、経験者の目視調査とハンマーの打診によるものが一般的である。ハンマー打診は、①聴覚によるハンマーの打撃音②手の感触によるハンマーの反発程度から、経験豊富な調査者がコンクリートの劣化程度・欠陥箇所を判断するものであり、現時点で、この方法は、最も簡便で習熟すれば信頼性の高い方法である。しかし、この手法は、定性的であり、また調査者の個人差を排除できないという課題がある。このような背景に基づいて、ハンマーの打診を定量化したCSR ハンマーを開発し、実トンネルで現場実証試験を実施したところ、打撃応答量(R)は、コアの圧縮強度と高い相関を持ち、巻厚や背面の状況がほぼ一定ならば圧縮強度の推定が可能であった。また圧縮強度がほぼ一定の場合、単独でも打撃応答量(R)の変化により、欠陥を抽出することが可能であった。 |
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