作成年度 | 2003年度 |
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論文名 | 切欠きを有する模擬岩盤の崩落に関する遠心力載荷実験 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木学会第33回岩盤力学に関するシンポジウム |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2004/01/29 ~ 2004/01/30 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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地質研究室 | 日下部 祐基(KUSAKABE Yuki) |
豊橋技術科学大学 | 三浦 均也(MIURA Kinya) |
構造研究室 | 池田 憲二(IKEDA Kenji) |
構造研究室 | 渡邊 一悟(WATANABE Kazunori) |
抄録 |
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本研究では、積雪寒冷地における大規模岩盤崩落のメカニズム解明を目的として、亀裂進展の機構を明らかにするために一連の遠心力載荷実験を実施している。これまでに、所定の位置に設定した切欠きを有する模型供試体について自重(遠心加速度)を作用させて破壊に至らせる実験、および自重に加えて切欠き内に水圧を作用させて破壊に至らせる実験を行った。その結果は有限要素法および極限つりあい法によって解析した。ここでは、切欠き位置を種々に変化させた供試体について同様な実験を行うとともに、より広い切欠きの条件を考慮した極限つりあい式を導いて、実験結果を分析することによって極限つりあい法に基づいた簡易な亀裂の進展に伴う破壊推定法の適合性と問題点を把握した。さらに遠心力載荷実験で測定されたひずみ分布などをもとに極限つりあい式の誘導仮定を再検討し、破壊条件をより正確に予測できる極限つりあい法に基づいた推定式を誘導した。 |
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