作成年度 | 2003年度 |
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論文名 | 自己組織化マップ(SOM)を用いた大規模岩盤崩落斜面の分析 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 地盤工学会北海道支部第44回年次技術報告会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2004/02/03 ~ 2004/02/04 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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地質研究室 | 日外 勝仁(AGUI Katsuhito) |
地質研究室 | 伊東 佳彦(ITO Yosihiko) |
地質研究室 | 橋本 祥司(HASHIMOTO Shoji) |
京都大学大学院 | 齋藤 敏明(SAITO Toshiaki) |
東電設計 | 菊地 宏吉(KIKUCHI Koukichi) |
抄録 |
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本研究は,北海道日本海沿岸地域において,これまでに大規模岩盤崩壊が発生した斜面を対象とした「自己組織化マップ(SOM)」によるデータマイニングを行い,「斜面調査項目間の類似性」および「崩壊規模と他の斜面情報の関係」を把握し,大規模崩壊の可能性のある危険斜面抽出手法の開発に役立てる事を目的としたものである.北海道日本海沿岸における大規模岩盤崩落事例について,自己組織化マップを用いた多次元データの2次元マップ化により,視覚的な崩壊斜面特性データと崩壊規模との関係の把握を行うとともに,これに基づき精度良い崩壊規模の推定を行った.調査項目に関するSOM分類では,①地域情報,②一般の斜面調査項目,③地質関係等に大別することができ,崩壊規模と関連度が高い項目として,転石,勾配,高さ,不連続面間隔,水深10m距離,湧水,氷柱 などが摘出された.崩壊規模に着目した調査地点のSOM分類では,崩壊規模が1、500m3,20、000m3を閾値とした3領域に区分され,精度よい崩壊規模の推定を行った.また,学習マップを用いることより,新規データがどの崩壊斜面に似ているかが判別可能となった. |
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