作成年度 | 2003年度 |
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論文名 | Improvement Effect of Vacuum Consolidation and Prefabricated Vertical Drain in Peat Ground |
論文名(和訳) | 泥炭地盤における真空圧密と既製バーチカルドレーンの改良効果 |
論文副題 | |
発表会 | 2nd International Conference on Advances in Soft Soil Engineering and Technology |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2003/07/02 ~ 2003/07/04 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土質基礎研究室 | 林 宏親(HAYASHI Hirochika) |
構造部長 | 西川 純一(NISHIKAWA Jun’ichi) |
土質基礎研究室 | 澤井 健吾(SAWAI Kengo) |
抄録 |
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日本の北海道には、高有機質土地盤である泥炭地盤が広く分布している。北海道最大都市である札幌市近郊の高速道路プロジェクトにおいて、既製バーチカルドレーンと真空圧密の試験施工が実施された。当該箇所の地盤は、表層に泥炭層、その下位に粘土混り泥炭層および軟弱粘土層が堆積する北海道における典型的な泥炭地盤である。真空圧密のサイトでは、極めて軟弱な泥炭地盤上に約10mの高盛土が短期間で構築された。この事実は、真空圧密の改良効果の高さを表している。試験施工結果に基づく検討の結果、真空圧密を用いた場合、泥炭層および粘土混り泥炭層の△Cu/△σv’は、無処理と比較して著しく高い値となることが明らかとなった。既製バーチカルドレーンにおいても、無処理より高い△Cu/△σv’であったが、真空圧密ほどではなかった。また、既製バーチカルドレーンにおいて、ドレーン間隔を90cm以下にしなければ改良効果がないことがわかった。 |
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