作成年度 | 2003年度 |
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論文名 | The use of peat as filling material |
論文名(和訳) | 泥炭の盛土材料としての利用 |
論文副題 | |
発表会 | International Conference on Problematic Soils |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2003/07/28 ~ 2003/07/30 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土質基礎研究室 | 佐藤 厚子(SATO Atsuko) |
構造部長 | 西川 純一(NISHIKAWA Jun’ichi) |
抄録 |
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北海道に多く分布する泥炭は、盛土材料には適さない材料とされてきたため、これまで捨土処分されるのが一般的であった。しかし、今後、廃棄処分できる場所が限られてくると予想されることから、泥炭の適切な利用方法の開発が望まれている。 本研究では、泥炭を盛土材料として利用する方法として、泥炭の含水比を低下させて盛土材料とする、泥炭の含水比を低下させて固化材を添加した上で盛土材料とする、泥炭と石炭灰を混合して盛土材料とする、泥炭と石炭灰の混合材料に固化材を添加して盛土材料とするという4つの方法について実験的な検討と試験盛土の施工を行った。 その結果、泥炭はその含水比を低下させることにより施工可能な盛土材料となるが、限られた条件の下でしか使用できないことが明らかとなった。一方、固化材や石炭灰により改良した泥炭は、盛土材料として十分に利用可能であることが分かった。また、これらの材料により施工した試験盛土より、改良した泥炭が施工できる材料であり、盛土としての機能を十分果たすことを確認できた。 |
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