国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

論文・刊行物検索

詳細情報

発表 遠心力模型実験による泥炭性軟弱地盤上盛土の地震時挙動に関する検討

作成年度 2003年度
論文名 遠心力模型実験による泥炭性軟弱地盤上盛土の地震時挙動に関する検討
論文名(和訳)
論文副題
発表会 第27回地震工学研究発表会講演論文集
誌名(No./号数)
発表年月日 2003/12/09 ~ 2003/12/12
所属研究室/機関名 著者名(英名)
土質基礎研究室江川 拓也(EGAWA Takuya)
土質基礎研究室西本 聡(NISHIMOTO Satoshi)
土質基礎研究室冨澤 幸一(Tomisawa Kouichi)
抄録
北海道に特有な泥炭性軟弱地盤上の盛土は地震時に被害を受けやすいとされている。しかし、こうした盛土の地震時の挙動が観測された事例はほとんどない。そこで、泥炭性軟弱地盤上の盛土を模型化し、遠心力載荷試験装置で地震時の挙動を観測した。その結果、地盤内の加速度応答は地盤の初期せん断剛性に依存しており、地盤内の加速度応答が大きい場合に地盤の側方への変状と沈下が進行した。また、入力地震波の加速度の相違により地盤内の加速度応答が異なった。これは、泥炭の初期せん断剛性が、泥炭性軟弱地盤内に発生するせん断ひずみの大きさが10-4レベルではほとんど低下していないのに対し、10-2~10-1レベルでは1/3~1/10程度までに低下していることによるものと理解された。
本文閲覧ご希望の方は、直接、当該学会等にお問い合わせください。
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 AdobeReaderダウンロード
ページの先頭へ

この画面を閉じる

© 2023 Civil Engineering Research Institute for Cold Region, All rights reserved.