作成年度 | 2003年度 |
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論文名 | 泥炭性軟弱地盤における静止土圧係数の測定 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木学会北海道支部論文報告集第60号 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2004/02/02 ~ 2004/02/03 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土質基礎研究室 | 林 宏親(HAYASHI Hirochika) |
土質基礎研究室 | 西本 聡(NISHIMOTO Satoshi) |
抄録 |
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地盤の弾塑性解析を行う上で、原位置での応力状態の把握が重要であることはいうまでもない。特に、静止土圧係数K0値を正しく評価する必要がある。粘土に対しては、K0圧密三軸試験あるいは各種原位置試験などを用いたK0値の研究が多く実施されているが、泥炭に対して充分な検討がなされているとはいえない。この際、実務を念頭に置くと、信頼性が高くかつ簡易で経済的な測定方法が望ましい。以上のことを背景に、泥炭地盤から採取した試料に対してK0圧密三軸試験を行うとともに、同一箇所においてダイラトメーター試験を実施した。その結果、強熱減量の増加に伴いK0NCが減少することが再確認された。また、泥炭にはJaky式の適用性が低いことがうかがえた。さらに、ダイラトメーター試験から推定されたK0値には、土質によってK0圧密三軸試験から得られたK0OCと異なる結果となり、推定式について今後の検討を必要とすることが明らかとなった。 |
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