| 作成年度 | 2003年度 |
|---|---|
| 論文名 | 衝撃載荷試験による火山灰地盤における打込み鋼管杭の支持力検証－一般国道272号釧路中標津道路紅葉橋・時雨橋－ |
| 論文名（和訳） | |
| 論文副題 | |
| 発表会 | 平成15年度技術研究発表会／第47回北海道開発局技術研究発表会 |
| 誌名（No./号数） | |
| 発表年月日 | 2004/02/24 ～ 2004/02/26 |
| 所属研究室／機関名 | 著者名（英名） |
|---|---|
| 釧路開発建設部 | 富田 旭（TOMITA Akira） |
| 釧路開発建設部 | 高橋 克也（TAKAHASHI Katsuya） |
| 土質基礎研究室 | 江川 拓也（EGAWA Takuya） |
| 抄録 |
|---|
| 道路橋において性能規定型設計の導入にともない、地盤性状の実態を的確に評価した合理的な基礎工設計を実施することが重要な課題となる。現在、北海道に広く分布する火山灰地盤での杭基礎鉛直支持力は、火山灰土が破砕性を有し砂質土とは異なるせん断特性を示すことから支持力が過小に発現するなど、その支持機構は明瞭ではない。そのため、火山灰地盤における合理的な杭基礎設計法の確立に向けた研究の一環および実現場での杭基礎安定性の確認を目的に、紅葉橋・時雨橋の打込み鋼管杭基礎を対象に新技術として実施した杭の衝撃載荷試験結果を精査した。 その結果、当該の火山灰地盤（屈斜路軽石流堆積物）における杭の先端支持力は支持層への的確な根入れにより設計値を確保するものの、杭の杭周面摩擦力は現行のＮ値による設計値を40～60%下回る発現を示した。また、当該の火山灰地盤においては、過去に実施した場所打ち杭の試験結果においても同様な傾向を示しており、杭の先端支持力は設計値を確保するものの、杭の周面摩擦力は杭種・施工種別に発現傾向が異なるがいずれも設計値に対し過小な発現を示すことが明らかとなった。 |
| このサイトで提供される情報には、ＰＤＦファイルが使われています。ＰＤＦファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 |  |
