国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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発表 冬期盛土の品質向上に関する研究

作成年度 2003年度
論文名 冬期盛土の品質向上に関する研究
論文名(和訳)
論文副題
発表会 平成15年度技術研究発表会/第47回北海道開発局技術研究発表会
誌名(No./号数)
発表年月日 2004/02/24 ~ 2004/02/26
所属研究室/機関名 著者名(英名)
土質基礎研究室渡邉 栄司(WATANABE Eiji)
土質基礎研究室西本 聡(NISHIMOTO Satoshi)
抄録
抄録:北海道のような寒冷地では、冬期土工は一般的に夏期施工に比べ品質低下が懸念され極力避けられてきた。しかし、近年、道路などの大規模工事化に伴い、冬期土工の必要性が謳われてきている。本研究では、冬期土工の品質向上にむけ、冬期盛土の品質低下の原因の究明、さらに合理的な施工法の開発を目的に実物大盛土による冬期の野外実験をおこなった。その結果、冬期盛土の品質低下の原因である凍結土の細粒化による品質向上効果を得られた。そこで、現場盛土時における同様の効果を期待し、1層の締固め厚を薄くした盛土実験を行い、路体盛土の品質基準値である締め固度85%以上を確保した。
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