| 作成年度 | 2003年度 |
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| 論文名 | 北海道中札内村の畑圃場における熱収支、地温および土壌水分の変化 -測定結果を中心として- |
| 論文名(和訳) | |
| 論文副題 | |
| 発表会 | 土壌の物理性 |
| 誌名(No./号数) | |
| 発表年月日 | 2003/04/01 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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| 土壌保全研究室 | 石渡 輝夫(ISHIWATA Teruo) |
| 現 北海道開発協会 | 小林 信也(KOBAYASHI Shinya) |
| 抄録 |
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| 北海道十勝支庁中札内村の畑圃場で作付け期間中の熱収支、地温及び土壌水分張力を10カ年にわたり観測し、以下の結果を得た。1) 土壌水分張力及び水熱収支の推移から、10カ年平均で5月下旬と6月の土壌水分は作物生育 に対し不充分であり、8月以降には過剰であったと考えられた。2) 月別平均の蒸発散量は5月下旬:3.1、6月:3.6、7月:3.0、8月:2.7、9月:1.9及び10月上旬: 1.9mmd-1であった。3) 6月上旬と7月上旬の晴天で土壌が湿潤な日における日中純放射量の地中熱伝達量へ配分割 合は、土壌が乾燥している日よりも多かった。6月上旬の潜熱伝達への配分割合は湿潤な日で 約50%と乾燥日よりもやや小さかったが、7月上旬の潜熱伝達への配分割合は湿潤な日で約80 %で乾燥日よりも多かった。4) 7月上旬、土壌が乾燥した日の深さ1cmの地温日較差は湿潤な日よりも大きかったが、5cmの 地温日較差は土壌が湿潤な日で大きかった。 |
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