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論文投稿 北海道における共同利用型の乳牛糞尿バイオガスプラント実証試験

作成年度 2003年度
論文名 北海道における共同利用型の乳牛糞尿バイオガスプラント実証試験
論文名(和訳)
論文副題
発表会 圃場と土壌
誌名(No./号数) 圃場と土壌
発表年月日 2003/07/20
所属研究室/機関名 著者名(英名)
土壌保全研究室石渡 輝夫(ISHIWATA Teruo)
抄録
北海道での乳牛糞尿の課題から由来する「積雪寒冷地における環境・資源循環プロジェクト」の背景及び目的、2001年5月から稼働し始めた別海資源循環施設でのバイオガスプラントを中心とした稼働概要と今後の課題等を述べた。糞尿投入量は設計値を下回るため、ガス発生量も設計値未満であるが、メタンガス濃度は約60%、最近1年の糞尿スラリ-1m3当たりのガス発生量は30m3であり、メタン発酵自体は順調である。有機物1t当たりのガス発生量は340m3であった。 北海道電力㈱への逆潮流が可能となった2003年3月以降、堆肥化施設も含めた糞尿処理にかかる電力及び温熱はほぼ自給できたと考えられた。メタン発酵後の消化液は化学肥料と同等の施用効果を有すると判断された。
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