作成年度 | 2003年度 |
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論文名 | 別海バイオガスプラントの稼働概要と課題 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | サミット2003 100年先から見てみよう「地域・バイオマス・新エネルギー」 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2003/11/15 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土壌保全研究室 | 石田 哲也(ISHIDA Tetsuya) |
土壌保全研究室 | 栗田 啓太郎(KURITA Keitaro) |
土壌保全研究室 | 小野 学(ONO Manabu) |
土壌保全研究室 | 石渡 輝夫(ISHIWATA Teruo) |
抄録 |
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家畜糞尿を主原料として嫌気発酵を行い、得られたバイオガスからエネルギ-を産出するバイオガスプラントはデンマ-クなどでは普及している技術である。そこで、①冬季に積雪寒冷で、②敷き料が多量に混入した固形糞尿を排泄する飼養形態が多い北海道で、③共同利用型施設、での課題を検討し、導入できる条件を明らかにする実証試験:積雪寒冷地における環境資源循環プロジェクトを当所では国土交通省北海道局及び北海道開発局農業水産部の指導のもと、別海(乳牛糞尿1000頭分)と湧別(乳牛糞尿200頭分)に試験施設を建設し実施中である。 積雪寒冷地における環境資源循環プロジェクトは開始以来3年半が経過し、かなりの問題を解決したが、残された課題も多い。平成15・16年度には以下の7項目を主要な検討事項として実施中である。①効率的な搬入・搬出・散布方法及び運営体制の確立 ②効率的な施設の運転管理法の確立 ③副資材の処理技術の確立 ④消化液の施用技術の確立 ⑤環境に与える影響の検証 ⑥総合的な経済性の検証(成立条件の解明) ⑦技術普及のためのマニュアル化 |
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