作成年度 | 2003年度 |
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論文名 | Behavior of indicator microorganisms in a full-scale biogas plant treating livestock waste |
論文名(和訳) | 畜産廃棄物処理系フルスケールバイオガスプラントにおける指標微生物の動向 |
論文副題 | |
発表会 | グリーンエネルギー革命による環境再生:長岡技術科学大学21世紀COEプログラム |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2004/01/20 ~ 2004/01/21 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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木更津高等専門学校 | 上村 繁樹(UEMURA Shigeki) |
長岡技術科学大学 | 大橋 昭義(OHASHI Akiyoshi) |
長岡技術科学大学 | 原田 秀樹(HARADA Hideki) |
大成建設株式会社 | 帆秋 俊宏(HOAKI Toshihiro) |
大成建設株式会社 | 友沢 隆(TOMOZAWA Takashi) |
大成建設株式会社 | 大原 孝彦(OHARA Takahiko) |
大成建設株式会社 | 小島 玲一(KOJIMA Reiichi) |
土壌保全研究室 | 石田 哲也(ISHIDA Tetsuya) |
抄録 |
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本研究では、畜産廃棄物系フルスケールバイオガスプラントにおける大腸菌群、大腸菌ファージ、ふん便性大腸菌群およびふん便性連鎖球菌などの指標微生物の除去特性および消化液中の各指標微生物の熱殺菌特性を調べた。その結果、メタン発酵槽あるいはプラント全体においても、大腸菌ファージの除去率が最も低く、次いで大腸菌群、ふん便性連鎖球菌、ふん便性大腸菌群の順で除去率が高くなることが解った。また本プラントの殺菌消化汚泥のふん便性大腸菌群はUSEPAの基準を十分に達成しており、衛生学的に安全な液肥を得ることができた。熱による殺菌試験より、大腸菌ファージが最も不活化しにくく、次いでふん便性連鎖球菌、ふん便性大腸菌群の順で不活化する傾向にあることが解った。殺菌試験結果をチックの法則にあてはめたところ、最も温度変化の影響を受けるのが大腸菌ファージであり、ふん便性大腸菌群とふん便性連鎖球菌はほぼ同程度であった。各指標微生物の温度と死滅時間の関係が得られたことから、今後バイオガスプラントの殺菌槽の設計指針として活用できる可能性を得た。 |
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