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発表 「北の道ナビ」に見る北海道の道路情報ニーズ-ユーザ-アンケート調査の結果から-

作成年度 2003年度
論文名 「北の道ナビ」に見る北海道の道路情報ニーズ-ユーザ-アンケート調査の結果から-
論文名(和訳)
論文副題
発表会 第27回土木計画学研究発表会・春大会
誌名(No./号数)
発表年月日 2003/06/06 ~ 2003/06/08
所属研究室/機関名 著者名(英名)
防災雪氷研究室加治屋 安彦(KAJIYA Yasuhiko)
防災雪氷研究室上村 達也(UEMURA Tatsuya)
防災雪氷研究室山際 祐司(YAMAGIWA Yuji)
抄録
本論文では、ホームページ「北の道ナビ」上で行ったインターネット・アンケート調査の結果などから、北海道における道路情報ニーズについて考察した。 調査の結果、北の道ナビは、1)夏期には道外居住者を中心に観光目的の利用が多く、2)冬期には仕事(業務)目的の利用が増えること、3)移動経路を決定する際に距離や時間のほかに道の駅等の休憩施設の有無も重視されること、4)経路上の情報提供の充実が求められていることなどを明らかにした。また、5)夏期・冬期を通じて情報提供が安全性や安心感の向上に役立つとされ、6)非常に高い利用満足度を得ていることを明らかにした。さらに,7)経路上の道の駅等の休憩施設の情報提供が立ち寄り機会増加にもつながるとの結果を得た。 以上より、「北の道ナビ」が夏期には旅行計画の策定支援で適切な休憩時間確保等を促し、また冬期には適切な経路選択や出発時間の調整などを促して、安全性の向上や安心感の増大に寄与していることが検証できた。
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