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発表 現地観測による吹き止め式防雪柵の防雪機能について

作成年度 2003年度
論文名 現地観測による吹き止め式防雪柵の防雪機能について
論文名(和訳)
論文副題
発表会 日本雪氷学会北海道支部研究発表会
誌名(No./号数)
発表年月日 2003/06/26
所属研究室/機関名 著者名(英名)
防災雪氷研究室伊東 靖彦(ITO Yasuhiko)
防災雪氷研究室松澤 勝(MATSUZAWA Masaru)
防災雪氷研究室加治屋 安彦(KAJIYA Yasuhiko)
抄録
吹き止め柵は、柵の下部間隙をなくし、空隙率を低くして柵高を高くすることにより、道路上に吹き込む飛雪を止めると共に風速を低下させ、吹きだまりだけでなく視程障害も緩和するものである。しかし視程障害緩和の度合いについては、継続的に観測した例が無く、定量的な把握は行われていない。そこで本研究では、防雪柵前後で一冬期間を通して視程および風速の観測を行った。 その結果、これまで、定量的に明らかでなかった吹き止め柵の視程環境改善効果について、以下のことが明らかとなった。 (1)風速では柵との入射角により低減率が大きく異なる。(2)概ね柵直交に対して45度以内であれば、風速の低減は大きい。 (3)直交風では線形的な風速の低下を示すが、斜行風の場合はばらつきが大きい。(4)視程の悪い状況の方が、柵による視程改善比は大きい。(6)逆風でも正風同様の視程改善効果が得られる。
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