国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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発表 XMLを活用した移動中の情報利用技術に関する官民共同実験 -スマート札幌ゆき情報実験2003-

作成年度 2003年度
論文名 XMLを活用した移動中の情報利用技術に関する官民共同実験 -スマート札幌ゆき情報実験2003-
論文名(和訳)
論文副題
発表会 日本道路会議
誌名(No./号数)
発表年月日 2003/11/05 ~ 2003/11/07
所属研究室/機関名 著者名(英名)
防災雪氷研究室山際 祐司(YAMAGIWA Yuji)
防災雪氷研究室加治屋 安彦(KAJIYA Yasuhiko)
防災雪氷研究室上村 達也(UEMURA Tatsuya)
抄録
北海道開発土木研究所では、インターネットの次世代記述言語XMLベースの道路用Web記述言語RWML(Road Web Markup Language)の開発を行うとともに、移動中の高度情報通信社会流通情報の利用技術に関する研究を行っている。これまで札幌圏における冬期交通渋滞対策として、インターネットを活用したきめ細やかな路面・気象情報の提供が、冬期の交通円滑化にどの程度有効なのかを調査することを目的に、地域の道路管理者や関係機関、市民の協力を得てITS実験プロジェクト「スマート札幌ゆき情報実験」を実施してきた。 平成14年度に実施した2003実験の結果、冬期の道路気象情報を適切に道路利用者に提供することで、マイカー通勤・通学者の交通行動変更を促すことが可能であることがわかった。特に、気象状況や路面状況、利用者の通勤環境等に応じた適切な情報の提供が、時差出勤やマイカーから公共交通への転換を促すことにつながり、交通渋滞の緩和や交通の円滑化につながる可能性を示すことができた。
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