作成年度 | 2004年度 |
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論文名 | 雪氷路面対策の土木史的評価 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第24回土木史研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2004/07/03 ~ 2004/07/07 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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交通研究室 | 浅野 基樹(ASANO Motoki) |
抄録 |
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抄録:スパイクタイヤ粉じんの防止に関する法律が施行された。法の施行後、スパイクタイヤ粉じんによる車粉問題は解消されたが、北海道では当初想定していなかった非常に滑りやすい路面が発生し、冬型事故の増加、冬期交通特性の悪化などの負の影響も現れ、それを受けて、雪氷路面対策の重要性が増し、主に塩化ナトリウムを主体とする凍結防止剤の散布量が急増している。本論文では、政策における投入、活動、結果および成果などの事象に係る原因と結果の連鎖関係を明らかにし政策評価の成果物となるロジックモデルを作成し、脱スパイクタイヤ政策の評価を試みた。その結果、今後、技術開発や社会経済情勢等の外部要因、降下ばいじん量等の車粉に係わる各指標、冬期交通事故、冬期交通特性、凍結防止剤散布量およびその環境への影響等のモニタリングを継続しつつ、評価体制の確立によって説明責任を果たし、その時々における社会情勢の中で、環境および安全等のバランスの取れた望ましい脱スパイクタイヤ社会の実現を目指す必要があることを指摘することができた。 |
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