作成年度 | 2004年度 |
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論文名 | 既設構造物における配合条件、環境条件が塩分浸透に及ぼす影響 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 平成16年度全国大会第59回年次学術講演会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2004/09/08 ~ 2004/09/10 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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材料研究室 | 小尾 稔(OBI Minoru) |
材料研究室 | 田口 史雄(TAGUCHI Fumio) |
材料研究室 | 嶋田 久俊(SHIMADA Hisatoshi) |
抄録 |
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塩化物イオンの侵入により鋼材腐食が懸念される地域に建設されるコンクリート構造物は、構造物のおかれる環境条件、塩分の供給量、コンクリート中の塩分の拡散などを考慮し、供用期間中の鋼材位置における塩化物イオン濃度が腐食発生限界濃度以下であることを照査する必要がある。北海道において塩害に対する耐久性の照査を行う場合、日本海側の冬期間の強い季節風による塩分の供給に加えて、寒冷地で問題となる凍結融解作用との複合劣化等による塩分拡散等を考慮する必要がある。しかし、このような環境条件下におかれた既設コンクリート構造物に対して塩分量調査を行った例は少ない。本調査は、北海道の海岸線に位置する既設コンクリート構造物を対象に塩分浸透量の調査を行い、塩害に対する耐久性の照査に必要な拡散係数、表面塩化物イオン量を求めてコンクリート標準示方書照査値との比較検討を行ったものである。 |
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