作成年度 | 2004年度 |
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論文名 | 再生骨材中に含まれる塩化物イオンの移動に関する検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 平成16年度全国大会第59回年次学術講演会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2004/09/08 ~ 2004/09/10 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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材料研究室 | 富田 豪紀(TOMITA Goki) |
材料研究室 | 佐々木 慎一(SASAKI Shin’ichi) |
材料研究室 | 田口 史雄(TAGUCHI Fumio) |
材料研究室 | 嶋田 久俊(SHIMADA Hisatoshi) |
抄録 |
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塩化物イオンを含んだ再生粗骨材を用いてコンクリート供試体を作製し、通電による電気泳動法を実施することにより、塩化物イオンが周囲のセメントペーストへどのように移動するかの検討を行った。その結果、塩化物イオンは短時間(10V、30時間)で、再生粗骨材の周囲から数㎜程度移動し、かつ、CSHゲルに吸着していることが確認できた。また、その移動性状は、可溶性の状態であると考えられる結果となった。更に、EPMA分析によって得られた塩化物イオンの距離と濃度から、電気を駆動力とした場合の拡散係数を求めた。その結果、オーダー的には水セメント比50%の供試体における見かけの拡散係数とある程度同等の値であることが確認できた。 |
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