作成年度 | 2004年度 |
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論文名 | 差分法による数値解析を用いたコンクリート部材の塩分浸透解析 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木学会北海道支部年次技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2005/02/07 ~ 2005/02/08 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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㈱リテック | 朝倉啓仁 |
材料研究室 | 田口 史雄(TAGUCHI Fumio) |
抄録 |
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北海道内のコンクリート構造物は、海岸部では冬季の季節風による波しぶきや飛来塩分を受け、また道路施設では融雪剤散布により塩分の供給を受ける厳しい塩害環境下におかれている。[*] 既設構造物の塩害に対する健全度の評価や補修対策の立案において、塩分浸透予測に必要となる定数を用いコンクリート部材の塩分浸透解析を行い、鋼材位置の塩化物イオン含有量の現状と将来予測を計算することがあるが、塩分浸透解析を行う対象物は種々の初期値、境界条件の下に置かれており、フィックの拡散方程式の理論解が適用できない場合がある。[*] 本稿ではフィックの拡散方程式とその解法を解説すると共に、特に実務者の参考となるよう差分法による数値解析を行う場合の初期値、境界条件の設定方法を示す。[*]また、汎用の表計算ソフトを用いて数値計算した結果を紹介しその簡便性、有効性を示している。 |
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