| 作成年度 | 2004年度 |
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| 論文名 | 工業系都市における耐候性鋼材の道路景観に関する考察 |
| 論文名(和訳) | |
| 論文副題 | |
| 発表会 | 土木学会北海道支部年次技術研究発表会 |
| 誌名(No./号数) | |
| 発表年月日 | 2005/02/07 ~ 2005/02/08 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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| 材料研究室 | 三原 慎弘(MIHARA Norihiro) |
| 材料研究室 | 田口 史雄(TAGUCHI Fumio) |
| 室蘭工業大学 | 岸 徳光 |
| ㈱ジオスケープ | 須田 清隆 |
| 抄録 |
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| 耐候性鋼材は、安定さびにより腐食の進行が抑えられ、塗り替えが不要で維持管理的に有利な材料として使用されている。しかし、さびムラ等の美観上の課題があり、都市部での適用は制限されてきた。本研究では、公共構造物の景観の効果的定量化手法として、フラクタル次元解析を用いて耐候性鋼材の適用性を明らかにし景観評価手法を確立するものである。今回は工業都市を題材として調査を行った。[*] 調査の内容は、景観の良否に影響を与える要素の分析およびフラクタル次元解析による耐候性鋼材の適用性についての検討である。景観の好悪に与える要素の分析にはアンケート調査によった。その結果、嫌いとされた景観でも地元住民は観光客に比べ違和感を感じていないことが分かった。[*] 研究の成果として、フラクタル次元が景観指標として可能性があること、地域景観を検討する際、地元住民と観光客には温度差があることが確認されてきた。今後その温度差を考慮しつつ、視線誘導などによる景観補完手法を検討し道路維持管理費の低減に貢献していきたい。 |
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