作成年度 | 2004年度 |
---|---|
論文名 | ホタテ殻のケーソン中詰め材としての適用に関する検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 平成16年度日本水産工学会学術講演会 |
誌名(No./号数) | 平成16年度日本水産工学会学術講演会講演論文集 |
発表年月日 | 2004/05/29 ~ 2004/05/31 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
水産土木研究室 | 佐藤 朱美(SATOH Akemi) |
水産土木研究室 | 足立 久美子(ADACHI Kumiko) |
北海道開発局稚内開発建設部 | 福田 光男(FUKUDA Mitsuo) |
抄録 |
---|
水産業が盛んな北海道沿岸部においては、漁業活動に伴って各種水産廃棄物が排出されており、中でもホタテ貝の生産量は年間約40万トンあり、貝殻は廃棄物として20万t発生する。ホタテ貝殻の利用状況は、水産加工場からボイルしたホタテの貝殻をカキの養殖用着生床や粉砕などの物理的処理後、炭酸カルシウムとして土壌改良材や石炭の脱硫剤などいくつかの再利用がなされてきた。しかし、その量は十分とは言い難く、発生するホタテ貝殻の多くは埋立処理するか、将来利用することを目的とした一時保管状態である。仮置き状態が長く続くことにより、貝殻に付着した有機物の腐敗、害虫の発生、保管場所の不足、不法投棄、景観を損なうなどが環境問題化している。 そこで本研究は、ケーソン中詰材として砂が大量に消費されることに着目し、ホタテ貝殻のケーソン中詰材としての適用性について検討したものである。 |
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 |