作成年度 | 2004年度 |
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論文名 | GNSSを用いた地すべり試験観測について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木学会第59回年次学術講演会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2004/09/08 ~ 2004/09/10 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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地質研究室 | 伊藤 憲章(ITOH Noriaki) |
地質研究室 | 伊東 佳彦(ITO Yosihiko) |
地質研究室 | 田本 修一(TAMOTO Shuichi) |
抄録 |
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本報告は、地すべり斜面の変状観測において、これまでに実用例は少ないが、世界中の衛星を利用し、従来よりも信頼性を向上させた衛星ナビゲーションシステムのGNSS(Global Navigation Satellite System)を用い、斜面連続観測の試行を行うと共に、斜面変動をリアルタイムで観測するシステムの開発を目的とし実施するものである。試験観測は、当研究所から約200㎞離れた岩盤地すべり地帯において、静止測量およびRTK測量を行い、その計測データを電話回線を使って転送させ、現地での挙動を連続的に観測するものである。試験観測結果は、現地の伸縮計等の各種観測データと比較出来ており、静止測量では、希に大きく変動するものの全体的には公称精度内に収まっており良好な結果が得られた。また、RTK測量においても、静止測量に比べ分散度合いは大きいものの公称制度内に収まっているのが確認された。 |
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