作成年度 | 2004年度 |
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論文名 | 積雪寒冷地における微小電位観測による岩盤崩落監視技術の現場適用実験 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木学会第59回年次学術講演会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2004/09/08 ~ 2004/09/10 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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(株)フジタ | 加藤 卓朗(KATO Takuro) |
(株)フジタ | 村山 秀幸(MURAYAMA Hideyuki) |
地質研究室 | 伊東 佳彦(ITO Yosihiko) |
地質研究室 | 日下部 祐基(KUSAKABE Yuuki) |
抄録 |
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我が国では,地すべりや岩盤崩壊などの地盤災害が毎年多数発生しており,橋梁やトンネルなどの土木構造物に多大な被害を生じさせ,時には尊い人命までも奪うといった重大事故の発生も少なくない.特に,積雪寒冷地である北海道では平成8年に豊浜トンネル(死者20名),平成9年に第2白糸トンネル,平成13年に北見北陽道路斜面(死者2名)の各崩落事故が発生しており,岩盤崩落監視技術に関する研究開発が急務となっている.筆者らは地盤の電位変動を観測する手法1)を岩盤崩落や地すべりなどの地盤災害の予測に適用するため,室内での検証実験や切土のり面施工現場における微小電位観測を実施してきた.本稿は微小電位観測による岩盤崩落監視技術の積雪寒冷地での適用性を検証するために,北海道島牧郡第2白糸トンネル近傍における岩盤斜面において微小電位観測を開始したので,その概要について報告する. |
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