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発表 造粒化燃焼灰の土木材料への適用

作成年度 2004年度
論文名 造粒化燃焼灰の土木材料への適用
論文名(和訳)
論文副題
発表会 第45回地盤工学会北海道支部年次技術報告会
誌名(No./号数) 地盤工学会北海道支部
発表年月日 2005/02/08 ~ 2005/02/09
所属研究室/機関名 著者名(英名)
土質基礎研究室城戸 優一郎(KIDO Yuichiro)
土質基礎研究室西本 聡(NISHIMOTO Satoshi)
土質基礎研究室佐藤 厚子(SATOH Atsuko)
王子製紙苫小牧工場別紙 正信(BESSHI Masanobu)
抄録
燃焼灰のひとつである石炭灰は平成13年度の年間排出量が880万トン1)あり、その約80%がセメント原料等として有効利用されている。土木材料としての有効利用もされているが石炭灰は軽く、全く水を含まない状態で排出されるため、施工中に飛散する。飛散防止対策として工事設置箇所周辺にネットを張る、作業従事者が防塵マスクをするなどで対処しているが、周辺環境に与える影響が問題となっている。また石炭灰の中には有害物質を含んでいるものもあり、そのままでは土木材料として利用することができない。そこで、有害物質の溶出抑制と燃焼灰の飛散防止対策として造粒化を試みた。その結果、造粒化により、有害物質の溶出量が基準値以下になるとともに飛散しない材料となり、盛土材、路盤材、凍上抑制層材などの土木材料として適用可能な材料となった。
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