作成年度 | 2004年度 |
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論文名 | 道路維持管理へのリアルオプションアプローチの適用 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木学会北海道支部 平成16年度 年次技術研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2005/02/07 ~ 2005/02/08 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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室蘭工業大学 | 渡 大輔(Daisuke WATARI) |
室蘭工業大学 | 三澤 勉(Tutomu MISAWA) |
防災雪氷研究室 | 有村 幹治(Mikiharu ARIMURA) |
室蘭工業大学 | 田村 亨(Tohru TAMURA) |
抄録 |
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近い将来、高度成長期に整備された大量の社会資本が更新時期を迎えることから、社会資本整備費用における更新費・維持管理費の占める割合は急激に増加するものと見込まれる。将来の新規社会資本投資は、これら増大する更新費・維持管理費により、大きな制約を受けることになる。そのため、維持管理を効率的に行い、維持管理費の削減を図っていくことが重要視されている。[*]道路維持管理体制に着目し、その問題点を整理すると以下のようになる。1)路面調査や工事履歴が残っていないことが殆どで、それらをフィードバックさせた管理ができない、2)舗装路面の劣化予測誤差が大きい、3)利用者費用が考慮されていない、4)適切な対策工の選定や対策時期の設定が不明確で、これらは道路管理者の主観的判断に委ねられることが多い、などが挙げられる。これらの問題はいずれも重要であるが、問題点1)と2)に関しては今後、路面調査データをデータベース化していくことで対応できる。そこで、本研究は問題点3)と4)に着目し、特に4)の問題解決に向けてリアルオプション(以下ROと記す)を適用し、明確かつ客観的な最適補修タイミングを検討することを目的とする。 |
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