作成年度 | 2005年度 |
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論文名 | 洪水規模による栄養塩類輸送の変化 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 2005年度・河川技術に関するシンポジウム |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2005/06/09 ~ 2005/06/10 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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河川研究室 | 吉川 泰弘(YOSHIKAWA Yasuhiro) |
河川研究室 | 渡邊 康玄(WATANABE Yasuharu) |
河川研究室 | 安田 浩保(YASUDA Hiroyasu) |
抄録 |
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栄養塩類は生態系に影響を与えるため,その挙動を把握する事は河川環境を考える上で重要である.栄養塩類を吸着している粒径の細かいSSは河岸堆積物へ変わったり,河岸堆積物はSSへと変わりながら、洪水中にSSは流下している.本研究は,洪水中のSSと栄養塩類の関係の把握および,規模の異なる2つの洪水後において高水敷に堆積した栄養塩類の量的な推定を目的としている.対象流域は沙流川とした.1つの洪水において粒径別SSと粒径別栄養塩類との単回帰式を導き、シルトと粒子性成分の相関が良いことを示した。計算では,規模の異なる洪水において高水敷に堆積しているSSの量が異なることが分かり、導いた単回帰式に堆積したSSを代入することにより、栄養塩類の量的な推定が可能であることを示した。 |
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