作成年度 | 2005年度 |
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論文名 | 大規模洪水の影響による融雪出水時の物質輸送の変化 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 平成17年度土木学会全国大会第60回年次学術講演会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2005/09/07 ~ 2005/09/09 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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河川研究室 | 吉川 泰弘(YOSHIKAWA Yasuhiro) |
河川研究室 | 渡邊 康玄(WATANABE Yasuharu) |
抄録 |
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河川水は、 上流・支川からの物質輸送、 河床からの物質の溶出・剥離により、 浮遊物質および栄養塩類を含む形で流下している.また、 河床からの物質の溶出・剥離の量は、 各河川固有のもので水理量と河道内の河床材料に依存する.水理量が変化し河床変動を伴う大規模洪水による河道への影響を把握するために、 洪水前後の融雪出水時の浮遊物質および栄養塩類の輸送の変化を現地観測データから検証する.[*][*]大規模洪水による融雪出水時のSS、TN、TP の輸送の変化は、 各要素の関係においては、Q-SS およびQ-TP の関係で洪水前に比べSS、TP が若干高い値を示したが相対的には大きな変化は無く、 各要素の収支も突出した変化は見られなかった.洪水の影響として、 本研究で検討した項目については融雪出水時のSS、TN、TP の輸送の変化への影響は小さいと言える.一方、 各要素の各関係および上下流の収支が明確になった事は、 今後物質輸送を考える上で有用であると言える. |
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