作成年度 | 2005年度 |
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論文名 | サハリン地域における歴史的交通施設に関する研究 |
論文名(和訳) | 土木学会土木史研究委員会 |
論文副題 | |
発表会 | 第25回土木史研究発表会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2005/06/18 ~ 2005/06/19 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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交通研究室 | 宗広 一徳(MUNEHIRO Kazunori) |
抄録 |
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サハリン島は19世紀以降、日ロ混住、ロシアによる領有、北緯50度を境として南側を日本領及び北側をソ連領、第2次世界大戦終結後はソ連(1991年よりはロシア連邦)による統治を経ている。すなわち、サハリン島は、日本とロシア両国が交互に手を加えて開発・発展してきた島と言うことができる。特に、南サハリン地域では1905~1945年の40年間に亘る日本統治時代において、道路、鉄道、橋梁、港湾などの交通施設が近代的土木技術により整備された。第2次世界大戦終結後、同交通施設は、ソ連(現ロシア連邦)に引継がれ、現存している。同交通施設はすでに60~100年に亘る長期の年月を経ており、積雪寒冷の厳しい気象条件も加わり、老朽化が著しいことが予想されることから、可及的速やかに保存活用方法を提案する必要がある。本研究では、19世紀以降のサハリン島の開発概史を整理し、現存する歴史的交通施設の一例を紹介すると共に、今後の保存活用のあり方について考察した。 |
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