作成年度 | 2005年度 |
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論文名 | 雪氷路面対策の土木史的評価 |
論文名(和訳) | Historial Study in Civil Engineering on Winter Road Surface Maintenance |
論文副題 | |
発表会 | 土木史研究論文集Vol.24 |
誌名(No./号数) | 土木史研究論文集Vol.24 |
発表年月日 | 2005/06/18 ~ 2005/06/19 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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交通研究室 | 浅野 基樹(ASANO Motoki) |
抄録 |
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我が国は、雪寒法などにより、機械除雪の改良・普及、除雪延長の延伸などに力を注ぎ、道路除雪事業の充実を図ってきたが、1970年代後半からスパイクタイヤ粉じんが社会問題化し、条例等によるスパイクタイヤ使用の部分規制の後、1990年には「スパイクタイヤ粉じんの発生の防止に関する法律」が施行され、スパイクタイヤ使用は実質に全面禁止となった。その結果、粉じん問題は解消されたが、当初想定していなかった非常に滑りやすい路面が発生し、路面管理の重要性が増した。スパイクタイヤ規制は、従前からの道路除雪事業に加え、路面管理を冬期道路管理の最も重要な要素技術の一つとさせた土木史上の転機であった。本論文では、冬型事故増加、凍結防止剤散布量増加および冬期交通特性悪化などの負の影響も考慮した雪氷路面対策に関する論理的・総合的な政策評価の必要性を論じた。 |
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