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発表 スリランカにおけるスマトラ沖大津波の河川遡上とそれに伴う土砂輸送・橋梁被害に関する考察

作成年度 2005年度
論文名 スリランカにおけるスマトラ沖大津波の河川遡上とそれに伴う土砂輸送・橋梁被害に関する考察
論文名(和訳)
論文副題
発表会 平成17年度土木学会全国大会第60回年次学術講演会
誌名(No./号数) 第60回年次学術講演会講演概要集(CD-ROM) DISC1 2-176
発表年月日 2005/09/07 ~ 2005/09/09
所属研究室/機関名 著者名(英名)
河川研究室安田 浩保(YASUDA Hiroyasu)
河川研究室渡邊 康玄(WATANABE Yasuharu)
構造研究室三田村 浩(MITAMURA Hiroshi)
北海道大学大学院長谷川 和義
大成建設技術研究所Bandara Nawarathna
抄録
2004 年12 月末のスマトラ沖の大地震に伴い,場所によっては波高が30m を超える巨大な津波が発生した.インド洋に面する各国では海岸線と河道に沿って津波の溯上が生じ,自然災害史上最悪の人的被害を発生させるとともに,住居,河川構造物,道路,橋梁などの社会基盤に甚大な被害を与えた.[*]本文では,津波の河川溯上とこれのみを外力とした橋梁や堤防などの河川構造物の被災が発生したスリランカの東部海岸地域に河口を有する河川を対象とした現地調査の結果を報告する.調査対象とした河川は,図-1中に示したYan Oya, Mahaweli Ganga である.ここで,Oya は雨期のみ流路が出現する河川,Ganga は年間を通して流れを有する河川をそれぞれ意味する.なお,スリランカ東部海岸は潮流が強く漂砂が顕著なため,複数のラグーンが形成されて点在し,河口は砂嘴が発達していることが多く,河口近傍の水深は極端に浅いなど我が国の河川の下流域とは状態が大きく異なる.
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