国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

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発表 アラミドネット補強シートを用いた越波防止柵

作成年度 2005年度
論文名 アラミドネット補強シートを用いた越波防止柵
論文名(和訳)
論文副題
発表会 平成17年度土木学会全国大会第60回年次学術講演会
誌名(No./号数) 第60回年次学術講演会講演概要集(CD-ROM) DISC2 6-206
発表年月日 2005/09/07 ~ 2005/09/09
所属研究室/機関名 著者名(英名)
(株)ケイジーエンジニアリング巽 治
国土交通省北海道開発局小野 俊博
国土交通省北海道開発局佐々木 博一
構造研究室三田村 浩(MITAMURA Hiroshi)
構造研究室今野 久志(KONNO Hisashi)
室蘭工業大学岸 徳光(KISHI Norimitsu)
抄録
北海道えりも町目黒付近は,海岸沿いの山裾を縫うように国道(336 号)が設けられており,区間によっては強風による波が道路に達し,波浪や飛石による通行止めが発生している.こうした中,当地では交通障害に対する緩和策の一つとして「越波防止柵」の設置が進められている.[*]これまで,落石覆道開口部の越波防止柵は,採光の必要から透明なポリカーボネイト製のパネルを上半部に,荷重の大きい下半部には鋼製の閉塞板が採用されてきたが,北海道開発局室蘭開発建設部と北海道開発土木研究所は,コスト・耐荷力に優れた越波防止柵の開発を進め,この度アラミドネット補強シートを用いた新しいタイプの越波防止柵を開発し,国道336 号汐鳴覆道の柱間開口部に適用した.本文ではその開発の概要と施工の状況について述べる.
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