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発表 台風0418号による大森大橋の被災メカニズムと応急復旧対策について

作成年度 2005年度
論文名 台風0418号による大森大橋の被災メカニズムと応急復旧対策について
論文名(和訳)
論文副題
発表会 第30回海洋開発シンポジウム
誌名(No./号数) 海洋開発論文集 Vol.21
発表年月日 2005/07/13 ~ 2005/07/14
所属研究室/機関名 著者名(英名)
港湾研究室本間 大輔(HONMA Daisuke)
港湾研究室窪内 篤(KUBOUCHI Atsushi)
港湾研究室山本 泰司(YAMAMOTO Yasuji)
北海道開発局 小樽開発建設部畑山 朗(HATAKEYAMA Akira)
室蘭工業大学 助教授木村 克俊(KIMURA Katsutoshi)
抄録
2004年9月8日、北海道西岸を北上した台風18号により、北海道積丹半島西岸を通る国道229号の大森大橋の延長429mのうち、159m区間が落橋する災害が発生した。本研究では、水理模型実験により大森大橋の被災メカニズムを調べ、被災の背景には、記録的な高波と強風のほかに地形の特殊性による異常な水位上昇があり、橋梁背後の急峻な崖からの反射波との重複波現象が被災の直接的原因であることを明らかにした。また、応急復旧のために設置する仮橋(トラス橋)は、被災したI桁橋に比べて波力を大きく低減できることが分かった。さらに、波浪による越波飛沫の打ち上げ特性を調べ、仮橋供用後の安全管理の目安として沖波波高を4m程度とするのが妥当であることを示した。
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