| 作成年度 | 2005年度 |
|---|---|
| 論文名 | 海氷物性値のばらつきが海洋構造物表面の摩擦量に与える影響について |
| 論文名（和訳） | |
| 論文副題 | |
| 発表会 | 第21回寒地技術シンポジウム |
| 誌名（No./号数） | 寒地技術論文・報告集 Vol.21 |
| 発表年月日 | 2005/12/05 ～ 2005/12/07 |
| 所属研究室／機関名 | 著者名（英名） |
|---|---|
| 八戸工業大学 | 竹内 貴弘（TAKEUCHI Takahiro） |
| 港湾研究室 | 木岡 信治（KIOKA Shinji） |
| 北海道大学 | 佐伯 浩（SAEKI Hiroshi） |
| 抄録 |
|---|
| 寒冷地海洋に建設される構造物の設計においては，海氷の移動による構造物喫水線近傍における材料の磨耗に充分配慮せねばならない．特に，現在石油・天然ガス開発が始まったサハリン島東岸のオホーツク海沿岸域は，南下する東樺太海流により海氷の移動が活発な海域であることから，精度の高い磨耗量分布の予測が必要とされている．特に，サハリン海域では，鉄筋コンクリート製海洋構造物が予定されていて，1000ｋｍ以上の海上輸送の後に設置されることからその軽量化が迫られており，磨耗対策としての”かぶり厚”の増加にも制限が生ずることになる．このため，磨耗量(A)を精度良く評価することが必要とされている．本研究は，これまでに佐伯ら（例えば、1985）により実施されてきた海氷移動による海洋構造物表面の磨耗量評価に関する系統的な研究結果に基づき、氷圧力分布形状や潮汐による氷板の鉛直方向への移動を考慮し、さらに、実海氷の物性値のばらつきが磨耗量評価に与える影響を検討したのでそれらの結果について報告する．対象とする海域は，多くの資源が眠るサハリン島北部東岸の沖合とした． |
| このサイトで提供される情報には、ＰＤＦファイルが使われています。ＰＤＦファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 |  |
