作成年度 | 2005年度 |
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論文名 | 貝殻礁に蝟集したヨコエビ群による有機物除去能力の試算 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 平成17年度日本水産工学会学術講演会 |
誌名(No./号数) | 日本水産工学会学術講演会講演論文集 |
発表年月日 | 2005/05/28 ~ 2005/05/30 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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水産土木研究室 | 佐藤 朱美(SATOH Akemi) |
水産土木研究室 | 足立 久美子(ADACHI Kumiko) |
抄録 |
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近年、港内泊地等で水産物の蓄養・養殖が実施され、養殖物の糞や残餌などの有機物が海底に堆積し底質が悪化している。従来から、海底環境を改善する対策として堆積したヘドロの浚渫、石灰の投入等がなされているが、効果の持続性に課題がある。 一方、北海道では、漁業活動に伴って各種水産廃棄物が排出されており、中でもホタテ貝殻は20万tで全体の約半分を占める。貝殻廃棄物の一部は、堆肥化などにより再資源化が行われているが、その量は充分とは言い難く、排出される貝殻の約半分は埋立処理されているが、近年、埋立地の不足が問題となっており貝殻廃棄物の利用拡大が必要である。 そこで、貝殻を海底に敷設してデトリタス食性生物の生息場を創出し、生物的作用による水質・底質の悪化防止技術の確立をめざした。本論では、貝殻礁に蝟集した生物の有機物除去能力について試算したので、これについて報告する。 |
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