| 作成年度 | 2005年度 |
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| 論文名 | 遊水部付生け簀ケーソンの導水特性と水質環境に関する研究 |
| 論文名(和訳) | |
| 論文副題 | |
| 発表会 | 寒地技術シンポジウム |
| 誌名(No./号数) | 寒地技術論文・報告集 |
| 発表年月日 | 2005/12/05 ~ 2005/12/07 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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| 水産土木研究室 | 牧田佳巳(MAKITA Yoshimi) |
| 釧路建設開発部 | 岡元節雄(OKAMOTO Setuo) |
| 抄録 |
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| 温根元漁港において整備された「遊水部付生け簀ケーソン」は、波除機能を有するスリットケーソンに生け簀を併設した構造となっており、波浪エネルギーを利用して生簀内部の海水交換を図り、水産生物を飼育できる新形式の海洋構造物として考案されたものである。 調査の結果、初冬期(11~12月)における遊水部付生け簀ケーソンの特性として以下のことを確認した。① 16昼夜の蓄養利用では、活力に低下は見られるが生残率には問題ない。② 排水孔では流出方向の流れが卓越している。③ 排水孔からの流出量を海水交換量とすると、生け簀内海水の交換回数は平均約60回/日となる。④ DO収支方程式による蓄養可能量推定の結果、適正な収容密度を考慮した個体数であれば、酸素量には問題ないことを確認した。 |
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