国立研究開発法人土木研究所 寒地土木研究所

論文・刊行物検索

詳細情報

発表 2003年十勝沖地震における苫小牧液状化アレー観測記録の特徴

作成年度 2005年度
論文名 2003年十勝沖地震における苫小牧液状化アレー観測記録の特徴
論文名(和訳)
論文副題
発表会 第50回地盤工学シンポジウム
誌名(No./号数)
発表年月日 2005/11/17 ~ 2005/11/18
所属研究室/機関名 著者名(英名)
土質基礎研究室西本 聡(NISHIMOTO Satoshi)
室蘭開発建設部江川 拓也(EGAWA Takuya)
飛島建設技術研究所三輪 滋(MIWA Shigeru)
飛島建設技術研究所池田 隆明(IKEDA Takaaki)
抄録
北海道苫小牧市の軟弱地盤において,液状化対策の効果の評価などを目的に液状化アレー観測が実施されている.2003年十勝沖地震では明瞭な上昇が見られる間隙水圧記録や地表面で120cm/s2を超える加速度記録が得られた.表層地盤での増幅は周期3秒程度以下で見られ,表層地盤の非線形化や過剰間隙水圧の上昇により,1次固有振動数は小さな地震動に比べ80%程度にまで低下したことなど表層地盤の非線形増幅特性が確認された.また,周期が5秒から8秒程度のやや長周期地震動が観測され,波群の分散性や粒子軌跡,卓越時間の遅れなどから,勇払平野の深い地盤構造に起因して励起する表面波であると推定された.
本文表示
このサイトで提供される情報には、PDFファイルが使われています。PDFファイルをご覧頂くにはAdobeReaderが必要です、「Get AdobeReader」をクリックしてダウンロードしてください。 AdobeReaderダウンロード
ページの先頭へ

この画面を閉じる

© 2023 Civil Engineering Research Institute for Cold Region, All rights reserved.