| 作成年度 | 2005年度 |
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| 論文名 | 面源からの窒素流亡とその対策 |
| 論文名(和訳) | |
| 論文副題 | |
| 発表会 | |
| 誌名(No./号数) | 土壌の物理性 |
| 発表年月日 | 2006/03/01 |
| 所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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| 農業土木研究室 | 鵜木 啓二(UNOKI Keiji) |
| 抄録 |
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| 近年,北海道の畑作,畜産,酪農地帯では,家畜糞尿や化学肥料が施用された圃場(面源)からの汚濁物質流出が問題となっている。本稿では,面源からの窒素流亡の事例として北海道東部の草地酪農流域において水質環境調査を実施し,降雨の多い年は草地への窒素投入量の33%が非積雪期に流出していることを明らかにした。また,面源からの汚濁負荷流出の対策工である河畔緩衝帯の構造と機能について紹介した。さらに,河畔緩衝帯の水質浄化機能を定量化するために,草地酪農流域において草地に隣接した林地地下水の水質・水文調査を実施し,草地からの表面水(全窒素平均濃度7.8mg L-1)が林地土壌を約30m浸透・流下する過程で,濃度をほぼ一定値(2mg L-1)まで低下させることを示した。 |
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