作成年度 | 2005年度 |
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論文名 | 沙流川2003 年8 月洪水時に倒伏した河畔林の倒伏試験 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木学会第60回年次学術講演会 |
誌名(No./号数) | 土木学会第60回年次学術講演会講演概要集 |
発表年月日 | 2005/09/07 ~ 2005/09/09 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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北開水工コンサルタント | 油川 曜佑(ABURAKAWA Yousuke) |
河川研究室 | 渡邊 康玄(WATANABE Yasuharu) |
河川研究室 | 阿部 修也(ABE Syuya) |
抄録 |
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2003 年8 月に発生した台風10 号により、北海道胆振地方の東端に位置する沙流川では多くの流木が確認された。このことから、河畔林と流木の関係を把握するため中流域において洪水直後の河畔林の状態について調査を行った。ここでは、その[*]調査と同時に行われた流体力と河畔林の倒伏との関係を把握する目的で行った河畔林の倒伏試験結果について報告している。[*]その結果以下のような樹木の倒伏の過程が明らかとなった.[*]徐々に荷重がかかり倒伏角度10°前後の倒伏モーメントを閾値とし、それ以降はより大きな負荷が働かなくても樹木は倒伏する。その後、倒伏角度50°前後のとき急激に倒伏モーメントが増大する。このときの倒伏モーメントは倒伏限界モーメント、樹木が完全倒伏するときの負荷であると考えられる。[*]今回の試験では多少ばらつきはあるものの樹径によらず50°前後で完全に倒伏する結果を得た。また,今回の樹木の倒伏試験により、倒伏角度と倒伏モーメントの関係にはステップが存在することが明らかとなった。 |
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