作成年度 | 2006年度 |
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論文名 | 泥炭地盤におけるプラスチックドレーン工法の圧密促進効果 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 地盤工学会北海道支部創立50周年記念シンポジウム |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2006/04/28 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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寒地地盤チーム | 林 宏親(HAYASHI Hirochika) |
寒地地盤チーム | 西本 聡(NISHIMOTO Satoshi) |
抄録 |
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昭和20年後半から40年代かけて北海道の泥炭地盤上の国道工事において、サンドドレーン工法(以下、SD工法)の試験施工が複数実施された。その結果、砂柱を打設することによる部分置換え効果は認められるものの、肝心の圧密促進効果がないことが多かった1)。このことを受けて、北海道内の国道工事において、SD工法が泥炭地盤対策工として採用されることがなくなった。[*]一方、プラスチックドレーン工法(以下、PD工法)は、SD工法と同じ改良原理ではあるが、SDとは違って折れ曲がりに強い。近年、建設コストの縮減が求められており、泥炭地盤に対してPD工法の改良効果が認められれば、経済性に優れた泥炭地盤対策工のひとつとして極めて有用である。また、地盤工学の分野にも性能設計の導入が進められていることから、改良された地盤の沈下を精度良く予測することが従来以上に重要となっている。[*]以上の背景を受けて、泥炭地盤におけるPD工法の改良効果を検証する目的で、PDの施工間隔および材料を変えた試験施工を実施した。本文では、その動態観測結果を整理するとともに、圧密促進効果ならびにそれに伴う地盤の強度増加について報告する。 |
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