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発表 護岸背後に位置する家屋の越波による被災特性について

作成年度 2006年度
論文名 護岸背後に位置する家屋の越波による被災特性について
論文名(和訳)
論文副題
発表会 第31回海洋開発シンポジウム
誌名(No./号数) 海洋開発論文集 Vol.22
発表年月日 2006/07/12 ~ 2006/07/13
所属研究室/機関名 著者名(英名)
寒冷沿岸域チーム坂井 洋平(SAKAI Youhei)
寒冷沿岸域チーム山本 泰司(YAMAMOTO Yasuji)
室蘭工業大学木村 克俊(KIMURA Katsutoshi)
室蘭工業大学古川 諭(FURUKAWA Satoru)
ドーコン名越 隆雄(NAKOSHI Takao)
抄録
2004年9月に襲来した台風18号によって,神恵内村の海岸沿いに立ち並ぶ家屋が大きな被害を受けた.この被害の程度は,家屋が面する護岸からの越波流量と,その家屋と護岸との距離によって区分され得ることが現地調査により示された.そこで,現地を再現する詳細な水理模型実験を断面2次元造波水路において実施し,護岸背後の様々な位置の家屋が被災する限界条件を沖波波高によって示した.本研究の結果から,神恵内村の海岸沿いに暮らす人々が避難を開始し始めるべき目安の条件を得ることができる.また,護岸前面に消波工を適切に設置することによって,護岸背後の家屋の安全性が向上することが明らかになった.
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