作成年度 | 2006年度 |
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論文名 | 寒地防波堤上部工天端のスケーリング抵抗性の判定に関する一考察 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木学会全国大会第61回年次学術講演会 |
誌名(No./号数) | |
発表年月日 | 2006/09/20 ~ 2006/09/22 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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耐寒材料チーム | 遠藤 裕丈(ENDOH Hirotake) |
耐寒材料チーム | 田口 史雄(TAGUCHI Fumio) |
耐寒材料チーム | 嶋田 久俊(SHIMADA Hisatoshi) |
抄録 |
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寒冷地の沿岸部では、凍結融解と海水との複合作用によって劣化を受けたコンクリート構造物の事例は少なくない。凍害は現在、劣化予測が困難であるが故、事前に耐凍害性の高いコンクリートを用いるが、被害が生じた場合は適当な対策を施す事後保全の形がとられているのが実情である。この複合劣化の代表的な形態の一つにスケーリングがあるが、ライフサイクルコスト縮減の観点から将来に亘りスケーリングを経済的に抑制するには、自然環境下での経時的なスケーリングの進行性を明らかにし、構造物の保全計画の策定に資するスケーリング抵抗性の判定および照査手法を構築することが不可欠である。そこで、建設から10数年および約40年経た防波堤にて調査を実施し、スケーリング抵抗性の判定法について検討を行った。その結果、表層のCaO濃度はスケーリング抵抗性を判定する上で有効であることがわかった。 |
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